ドル円 来週のトレードシナリオ |2024年9月23日

テクニカル分析

2024年9月23日から始まる来週のドル円相場のトレードシナリオをまとめました。テクニカル分析を軸に、週足・日足・1時間足チャートから、短期・中期・長期のトレンドと相場環境を記載しています。週足・日足と明確な下降トレンドなった今、短期足では反発する動きがみられていることから、来週は反発が上昇トレンドの初動だったのか、単に戻り高値を付ける反発だったのか見極めるための一週間となりそうです。

注意

ここで記載しているトレードシナリオは、自身のトレード戦略とテクニカル分析の学習内容をアウトプットする目的で投稿しています。私自身は記載しているトレード戦略を元に取引を行いますが、ご自身の取引は自ら戦略を考えて自己責任で行ってください。当記事を参考にして取引を行って発生した損失などに関しては一切責任をおいません。また、許可なく記事の内容を複製・転載しないでください。

ドル円|週足のテクニカル分析

USDJPY(ドル円)の週足からテクニカル分析をしていきます。2024年9月23日時点のチャート形状では、長期的なトレンドは「下降トレンド」です。週足レベルでは、長期的な上昇トレンドの安値140.982円を下回る形で陰線の実体を形成しているため、週足レベルでは下降トレンドが発生していると考えます。したがって、週足レベルのポジショントレードでは、今後の方向性としてショートを積極的に狙いたい局面です。

USDJPY 週足

先週の週足に関しては、大陽線を付ける形で確定しました。したがって、早い段階で週足レベルで戻り高値を形成するシナリオを想定しています。短期足では、先週の反発がどこまでの勢いをもって続いていくのか注目していきたいです。

週足では、戻り高値を形成するための上昇がひとまず来週は続く可能性が高いと考えています。戻り高値候補としては、近い順に147.053・149.500・151.438の価格帯に注目していきます。147.053円を超えるとなると、大陰線の実体部分を超えていく形になるため、現時点の反発の勢いでは難しいと予想されます。したがって、現時点で最も有力なのは147.053円前後もしくは、より早い段階で戻り高値を形成するだろうと感覚的には考えているところです。いずれにせよ、来週すぐにポジショントレードでショートを持つチャンスが来る可能性は薄いと思います。

ドル円|日足のテクニカル分析

USDJPY(ドル円)の日足テクニカル分析をしていきます。2024年9月23日時点のチャート形状では、中期的なトレンドは「下降トレンド」です。現時点では、143.930円を下回り140.611円へと直近の安値を更新しているため、トレンドは下降トレンドだと言えます。直近では、かなり強く反発していますが、上昇トレンドへ転換する動きは日足レベルだと確認できていない状況です。

USDJPY 日足

先週末の日足は、直近の高値切り下げラインが意識される形となって上げどまりました。したがって、週明けから反発の強さを見極める1つの要素として、日足の高値切り下げラインを越えられるかが焦点となってきます。日足の高値切り下げラインを超えれば、ひとまず146円を目指す形で方向がハッキリしてくるでしょう。ただし、重要なのは上昇トレンドへと転換できるほど、反発が急騰へと成長できるかです。

日足レベルでは、高値切り下げラインが意識されるならショートを検討しつつ、142.611円までの下落を想定して立ち回ります。日足の高値切り下げラインを超えれば、最大で146.087円の価格帯までは戻り高値の形成を想定して立ち回りたいです。現状は、上昇トレンドへ転換する146.853円を超えていないため、日足レベルのスイングトレードではショート前提で考えています。

ドル円|4時間足のテクニカル分析

USDJPY(ドル円)の1時間足・4時間足のテクニカル分析をしていきます。2024年9月23日時点のチャート形状では、短期的なトレンドは「上昇トレンド」です。4時間足レベルでは、下降トレンドの高値142.783円を超えて高値が形成されたため、下降トレンドから序章トレンドに転換しています。

USDJPY 4時間足

ただし、先週末には高値更新幅が狭くなり、上髭が目立つ形で上げどまっています。144円が戻り高値として意識されていること、そして日足の高値切り下げラインが意識されている状況で短期足では方向感に迷いが出ている状況です。逆に高値を抜ければ、次の意識されやすいレートまでは値幅が大きいため、無理せず、主要な高値を抜けてからの値動きでロング、力強い下落を見てからショートといった立ち回りが望ましいです。

来週の相場に関しては、日足の高値切り下げラインをまずは4時間足・1時間足といった短期足でしっかり抜けられるかの展開に注目したいです。一方で、大陰線を形成して安値を更新する勢いが見られれば、長期足が下降トレンドである以上は積極的にショートを検討したい、といった具合に出た方向感に直ぐに乗る柔軟な思考が必要になるでしょう。日足の高値切り下げラインを抜けた場合は、146.853円の価格帯までの上昇を考えて、デイトレードでロングは検討したいです。一方で陰線を形成する場合は、再び140.611円当たりの価格帯は容易に試すような値動きとなるでしょう。そうなるのであれば、思考を切り替えショートを検討します。

ドル円|来週のトレードシナリオ 

最後に週足・日足・4時間足のテクニカル分析から考えたトレード戦略を抜き出してまとめておきます。

時間軸トレード戦略
長期(週足)ポジショントレード週足では、戻り高値を形成するための上昇がひとまず来週足では、戻り高値を形成するための上昇がひとまず来週は続く可能性が高いと考えています。戻り高値候補としては、近い順に147.053・149.500・151.438の価格帯に注目していきます。147.053円を超えるとなると、大陰線の実体部分を超えていく形になるため、現時点の反発の勢いでは難しいと予想されます。したがって、現時点で最も有力なのは147.053円前後もしくは、より早い段階で戻り高値を形成するだろうと感覚的には考えているところです。いずれにせよ、来週すぐにポジショントレードでショートを持つチャンスが来る可能性は薄いと思います。
中期(日足)スイングトレード日足レベルでは、高値切り下げラインが意識されるならショートを検討しつつ、142.611円までの下落を想定して立ち回ります。日足の高値切り下げラインを超えれば、最大で146.087円の価格帯までは戻り高値の形成を想定して立ち回りたいです。現状は、上昇トレンドへ転換する146.853円を超えていないため、日足レベルのスイングトレードではショート前提で考えています。
短期(1時間足~5分足)デイトレード・スキャルピング4クションを確認してからエントリーを検討したいです。来週の相場に関しては、日足の高値切り下げラインをまずは4時間足・1時間足といった短期足でしっかり抜けられるかの展開に注目したいです。一方で、大陰線を形成して安値を更新する勢いが見られれば、長期足が下降トレンドである以上は積極的にショートを検討したい、といった具合に出た方向感に直ぐに乗る柔軟な思考が必要になるでしょう。日足の高値切り下げラインを抜けた場合は、146.853円の価格帯までの上昇を考えて、デイトレードでロングは検討したいです。一方で陰線を形成する場合は、再び140.611円当たりの価格帯は容易に試すような値動きとなるでしょう。そうなるのであれば、思考を切り替えショートを検討します。
USDJPY 来週のトレード戦略
この記事を書いた人

FX・仮想通貨に関する専門とするWebライターです。海外FX歴6年の現役トレーダーでもあります。自身のアウトプットも兼ねて当サイト「TRADERS CAVE」を運営中。相場相場分析や、海外FX業者の紹介など大手メディア・証券会社のオウンドメディア多く寄稿しています。

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