2025年1月28日のゴールド相場のテクニカル分析と自身の戦略をまとめました。私自身の日々のトレードと学習をアウトプットする目的で投稿しています。初心者の方は自身のテクニカル分析と戦略と照らし合わせて、自己成長のヒントに役立てて頂けたら幸いです。
ここで記載しているトレードシナリオは、自身のトレード戦略とテクニカル分析の学習内容をアウトプットする目的で投稿しています。私自身は記載しているトレード戦略を元に取引を行いますが、ご自身の取引は自ら戦略を考えて自己責任で行ってください。当記事を参考にして取引を行って発生した損失などに関しては一切責任をおいません。また、許可なく記事の内容を複製・転載しないでください。
XAU/USD 週足 2025年1月28日
- 週足レベルでは「上昇トレンド」
- 週足の上昇トレンドは2622.035を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 前日の分析と同様に週足の展開としては①と②を安値としたAdam&Eve DBの成立を想定、期待値として2911.321までの上昇を見込んでいる。
- 週足の①の安値で形成された陽線に8週間インサイドした後にブレイクして、大陽線を先週は確定させた。
- 現在は、先週の3分の1の上げ幅を打ち消す形で陰線を形成中。
- Adam&Eve DBの形成を想定しているが、1週間もしくは2週間といった単位で①のインサイド上限(2716.335)のレジサポ転換を確認する調整局面となると予想される。
- 相対的にみてATHからの下落は3週間で安値に到達したが、②からの上昇には4週間を要しており、一旦は調整を挟んで速度感のある上昇へといった流れはごく自然。
やはり一旦は、2週間以内で終わる程度の調整局面がくると考えて、ブレイクした①のインサイドの上限(2716.335)までの調整と、短期足のCP・PAからレジサポ転換の流れを見てロングを検討したい。
2716.335までは週足レベルで押し目買い候補となるレートがないため、短期的な下降トレンドに対して、短期足のプライスアクション・チャートパターンを見てショートを検討したい。なお、週足の明確な上昇トレンドの形から、短期足の節目もしくはチャートパターンのセオリー通りの期待値だけを狙うデイトレード・スキャルピングを基本に立ち回る。
XAU/USD 日足 2025年1月28日
- 日足レベルでは「上昇トレンド」
- 日足の上昇トレンドは2585.610を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 弱気シグナルが日足レベルで9日ぶりに見られた(今回②・前回①)
- 前日は、先週の陽線を下回る形で陰線を形成、プライスアクションの1つ「リバーサルハイ」を形成した位置として、ATHからの下落の起点となったリバーサルハイの陽線始値部分で今後下がると合理的に考えられる状況にある。
- 日足のリバーサルハイの形成を考えると、週足で解説したインサイドの上限(2716.335)までの調整は射程圏内にあると考えてよいだろう。
- 強気のシナリオとしては、前日の終値が5日前の大陽線の上限にあることで、この大陽線で発生したロングポジションの決済と日足レベルで陰線実体を大きく残す程のショートが今日集まらなかった場合は、前日の下げを否定して再上昇する可能性も考えられる。
弱気シグナルが日足レベルで9日ぶりに見られたため、このリバーサルハイを否定する展開、もしくは週足レベルの節目である2716.335までの下落がない限り、ポジションを持ち越すようなロングは避けるべきだろう
日足レベルではリバーサルハイが確認され、より短期足の4時間足・1時間足では素直にショートで乗りやすい相場環境になることが想定される。日足レベルでも、4時間足・1時間足でチャートパターンが成立したなら、2717までを期待値にショートを持ち越すことも検討できる。
XAU/USD 4時間足 2025年1月28日
- 4時間足レベルでは「下降トレンド」
- 4時間足は直近の安値2741.705を下回って安値が確定したため下降トレンドへ転換
- 4時間足が上昇トレンドに転換するには2782.450を高値が上回る必要がある。
- 現在の下落の起点となった②の高値から現在の直近安値③までの値幅を落とすのに7本(28時間)を要している。
- 一方で③の安値と同じ価格帯①~②までの値幅を上げるには18本(72時間)を要していることから、②~③と①~②で相対的にみると下落圧力の方が2.5倍の時間効率の良い値動きとなる。
- したがって、4時間足レベルでは売り戦略をメインとする方が効率が良いだろう。
4時間足レベルでは下降トレンドに転換しているため、明確なトレンド転換のきっかけとなるチャートパターン、プライスアクションの形成を待つべき状況にはある。今日中にとなると非現実的だが、やはり2716.335までの下落を待つのが買い戦略の主なシナリオとなる。
4時間足レベルでは下降トレンド入りとなったため、戻り高値を形成するチャートパターン・プライスアクションで積極的な売りを検討したい。1時間足に落としてパターン形成を狙う、あるいは4時間足でパターン形成となる展開を積極的に狙っていきたい局面。例えば、4時間足だと2758.545までで戻り高値が形成されれば、ヘッド&ショルダートップを形成し、売りやすい形となるだろう。
XAU/USD 1時間足 2025年1月28日
- 1時間足の上昇トレンドは2741.705を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 4時間足の下降トレンドの転換点と重なるため、2741.705を背にしたロングは手堅い印象を受ける反面、同水準を下回った場合に短期的はロスカットを巻き込んで大きく下がるリスクも高いだろう。
- アウトサイドなど安値を決めるPAに対して素直にロングを検討した方が、比較的勝ちやすい相場環境にあることは先週末と同じになるだろう。
- 直近では高値を軸に左側の上昇局面と現在の下落局面では、現在の下落局面の方が効率が悪いと言える。断続的に下げ続けるというより、陽線で半値戻すか、陽線を付けた分を戻す下げという印象。
- したがって、下降トレンドへ転換する明確なサインがない限りは下手にショートは持ちたくない。
- 一方で、上昇トレンドの継続を前提とした上で、新たな安値更新のプライスアクションが見られれば積極的にロングをすべき状況と言えるだろう。
安値を決めるプライスアクションをみて積極的にロングを検討したい。4時間足と共通の下降トレンド転換点2741.705を下回って陰線を確定した場合は、2716までの調整を考慮して待ち。
2741.705を陰線実体で抜けた場合、戻り高値を形成した後にショートを検討する。期待値は最大で2716までを想定。
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