2025年2月7日のゴールド相場のテクニカル分析と自身の戦略をまとめました。私自身の日々のトレードと学習をアウトプットする目的で投稿しています。初心者の方は自身のテクニカル分析と戦略と照らし合わせて、自己成長のヒントに役立てて頂けたら幸いです。
ここで記載しているトレードシナリオは、自身のトレード戦略とテクニカル分析の学習内容をアウトプットする目的で投稿しています。私自身は記載しているトレード戦略を元に取引を行いますが、ご自身の取引は自ら戦略を考えて自己責任で行ってください。当記事を参考にして取引を行って発生した損失などに関しては一切責任をおいません。また、許可なく記事の内容を複製・転載しないでください。
XAU/USD 週足 2025年2月7日

週足レベルのトレンドは上昇トレンドにあります。
前日に1時間足レベルでは大きな下落調整があったものの、週足は以前として十分な実体を残した陽線を形成しています。
引き続き週足は上目線で、前日の分析を含めて、一貫して週足レベルのAdam&Eve DBの形成とセオリー通りの期待値として2911.321ドルまでの上昇を見込んでいます。
上昇圧力の強い相場環境であることには間違いないものの、週足をベースとしたポジショントレードのエントリーは避けるべき状況と言えるでしょう。
週足の安値は2622.035ドルであり、現在週足レベルでロングポジションをエントリーする場合は、少なくとも2622.035ドルまでの損切り幅となるため、リスクが高いです。
また、直近の節目である、前回の史上最高値2790.170ドルまでの調整でロングを検討する場合も、今週中に試すとなると、陽線から陰線に週足が転じることになるため、そもそも目先の上目線が崩れることになります。
売り目線で考えても、史上最高値を更新する力強い上昇トレンドの渦中にある以上、現状で週足レベルのショートを考える局面にはありません。
XAU/USD 日足 2025年2月7日

日足レベルのトレンドは上昇トレンドにあります。
日足に関しては、ここ数日間の上昇は直近の上昇圧力と比べて、相対的に強いことが分かる値動きを示しています。
直近の価格上昇は、陽線のスラストアップ4営業日以内が平均的でした。

しかし、直近では5営業日の続伸を見せたことで、史上最高値を更新したゴールドは上値抵抗が弱く、フットワークの軽い相場展開となっていることが分かります。
週足でもお伝えした通り、前日は短期足で大きな調整があったものの、確定した日足を見れば、引けに掛けて買い戻しが入り、下落幅の半分以上を戻しました。
日足レベルでは、今日のローソク足が前日の陰線実体を上回る形で陽線で引けた場合、ロングポジションを検討しても良いでしょう。
一方で、今日の日足が陰線で確定する場合にはショートを検討したいものの、ショートのエントリーを日足の確定まで待っていては遅すぎる可能性が高いです。
現在の上昇トレンドが崩れる判断ができる、直近安値までの値幅が遠すぎるため、日足が下降トレンドに転換する可能性は低く、現段階では落ちても数日続くか?といった状況になります。
XAU/USD 4時間足 2025年2月7日

4時間足レベルのトレンドは上昇トレンドにあります。
4時間足の上昇トレンドは、長らくチャネルの中で推移する規則正しい上昇トレンドだった状況から、上限を超える展開がありました。

一定の角度で抑えられていた高値を超え、さらに前日の1時間足レベルの大幅下落は、チャネル上限のレジサポ転換を確認する形でローソク足を確定させています。
したがって、今後は4時間足レベルだとレジサポ転換を確認できたチャネルラインが、上昇トレンドのトレンドラインとして機能するでしょう。
問題となるのは、利確水準の決め方です。

これまでは、チャネルラインが高値を決める参考となっていたため、チャネルライン下限で買い、チャネルライン上限で売るという立ち回り方が分かりやすい相場でした。
同じ角度のラインを直近高値に当ててみても、極端に離れすぎているため参考になりません。
ひとまず、現状は週足のAdam&Eve DBの期待値である2911.321ドルを次の上限としつつも、弱気のプライスアクションが4時間足で見られた場合には撤退も考えたい局面です。
4時間足の明確な力強い上昇トレンドが崩れない限り、1時間足レベルの強気プライスアクション、チャートパターン次第で積極的にロングを検討したいです。
また、本日は米雇用統計も控えているため、瞬間的な下落に対してリスク管理を改めて徹底し、例え戻る可能性があっても許容できる損失の範疇で損切りを行います。
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