TitanFX(タイタンFX)私的レビュー【特徴・メリット・デメリット】

titanfx-review-title FX業者の私的レビュー

TitanFX(タイタンFX)は、「低スプレッド・高約定力」が特徴の中堅FXブローカーです。
海外FXには珍しく、規格外のレバレッジ豪華なボーナスTitanFXにはありません。

しかし、筆者自身は短期トレード専用口座としてTitanFXを愛用しています。

純粋にスプレッドが狭く、レバレッジもちょうど良い海外FX口座を探している方へ。

本記事では、為替とゴールドの取引でTitanFX使っている実体験を含めて、「サービスの特徴」や「信頼性」、具体的的なメリット・デメリットを解説します。

TitanFX(タイタンFX)とは どんなFX業者?

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TitanFXの特徴
  • バヌアツ金融サービス委員会のライセンスを取得
  • 海外FX屈指の低スプレッド
  • 約定力が高く安定性に優れる
  • 全口座最大500倍のレバレッジ・ゼロカット
  • 200種類以上の取り扱い銘柄
  • 24時間体制の完璧な日本語サポート

TitanFX(タイタンFX)は、2014年に設立された中堅クラスの海外FX業者です。

派手なボーナスや規格外のハイレバレッジはTitanFXにはありません。

TitanFXは、純粋に「スプレッド・約定力・安定性」のFXブローカーに求められる本質的な部分を磨き続けているのが特徴です。

したがって、ボーナスこそ実施しないものの、FX業者としてのサービスや信頼性は年々向上しています。

運営元の取締役社長が、2015年からバヌアツ共和国で金融センター協会の会長を務めるているなど、一国を代表するFX業者です。

VFSC(バヌアツ共和国金融サービス委員会)のライセンス

引用:バヌアツ共和国金融サービス委員会

TitanFXは「VFSC(バヌアツ共和国金融サービス委員会)」の金融ライセンスを取得しています。

VFSCはオフショア系の金融ライセンスの中でも、信頼性が高いことで有名です。
VFSCは独立監査やスタッフの身元調査も行われます。

TitanFXは、過去にNZFSP(ニュージーランド証券投資委員会)を取得しており、2017年までNZFSP管轄下にありました。

2018年により取得条件や監査が厳しいVFSCを取得したことで、世間的な信頼性はさらに高くなっています。

複数の金融関連団体に加盟

TitanFXは、VFSCの金融ライセンスの他に3つの団体に加盟しています。

バヌアツの金融業界を成長させるための非営利団体に加盟。ポイントは「The Financial Commission(金融委員会)」への加盟です。

これにより、Titan FXに対する苦情に第三者が仲介し、万が一の時には2万ユーロまでの補償が付きます。

海外FXの中でも最狭スプレッド

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海外FXの中でも非常に狭いスプレッドがTitanFXの大きな特徴です。

TitanFXは、ECN方式(電子商取引ネットワーク)を採用したブレード口座のスプレッドが優れてます。

金融機関の市場へ直接アクセスするECN方式のスプレッドは、市場の取引相手になるリクイディティ・プロバイダーが重要です。

TitanFXでは50を超える金融機関で構成されるされるリクイディティプロバイダーから、自動スプレッド最小化システム(ZP-ASM)を始めとする独自開発の技術で最小スプレッドを提供しています。

後ほど、実際に利用している私的レビューと併せて、TitanFXのスプレッドについて深堀りしますね。

高度インフラの安定性と約定力

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言い方を選ばなければ、最小スプレッドだけが狭い「なんちゃって低スプレッドのFX業者TitanFXの違いは「高度インフラの安定性と約定力」です。

インフラ整備を整えて、約定力およびスプレッドの安定感も特徴と言えます。

通信インフラ大手のEquinix社のNY4を中心としたサーバー環境
が特徴です。

優れたインフラによって、機関投資家が行うようなHFT(高頻度売買)にも対応できます。ニューヨーク・東京・シンガポールの3か所にサーバーを設置することで、遅延がなく安定したスプレッドが特徴です。

使いやすい最大500倍&ゼロカット

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国内FXの法人向け口座より高く、海外FXのハイレバレッジ口座のちょうど中間ぐらいの最大500倍のレバレッジ。

そして追証無しのゼロカットをTitanFXは備えています。

高いレバレッジを駆使した極端な取引というよりは、現実的な範囲のレバレッジでスプレッドや約定力に磨きを掛けているのもTitanFXの特徴です。

進化した200種類以上の取り扱い銘柄

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もともとTitanFXの取り扱い銘柄は、決して多くはありませんでした。

しかし、アップデートを重ねるうちに現在は200種類以上の取り扱い銘柄にまで進化しました。

マイナーからメジャーまで基本となる60種類の通貨ペアに加え、貴金属や株価指数のCFD取引も扱っています。

また、株式や業界のトレンドである仮想通貨のCFDも取り扱いを開始。
ほとんどの金融商品をTitanFXの口座1つでトレードできる様になりました。

日本人在籍のサポート

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TitanFXには日本人スタッフが在籍しており、ネイティブの日本語サポートが整っています。

日本語サポート平日24時間のライブチャットと、専用のメール窓口です。

返信もかなり早く、遅くとも営業時間内にメールの返信されます。初めての海外FX口座で不安が多い方には、日本語のサポート体制が重要ですね。

積極的なCSR活動

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TitanFXは拠点を置くバヌアツで積極的なCSR活動(社会貢献活動)も行っています。

Titan FXは、元NBLのプレーヤーのアンドレ・ムーア氏のプロジェクトに参加し、バヌアツの学校訪問、児童書作家のワークショップのスポンサーを努めるなど、拠点とするバヌアツでの慈善事業に力を入れています。

また、起業家のサポートや地元のスポーツ団体のスポンサーなど地域特化型のCSR活動を行っているのが特徴です。

大手の海外FX業者はこぞって、スポーツ競技チームのスポンサーを行い、広告掲載といったプロモーションが目立っています。一方でTitanFXは純粋な社会貢献を行っている印象を受けます。

TitanFX(タイタンFX)を使うメリット・デメリット

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メリット
  • 安定した低スプレッド
  • サーバーの接続が遅延しない
  • 取り扱い銘柄が豊富
デメリット
  • ボーナスの実施がない
  • 金融ライセンスがマイナー
     

TitanFX(タイタンFX)を使うメリット純粋に短期トレードで使いやすいこと。

スプレッドが狭く、海外FX口座だと遅延が起きやすい深夜帯もストレスフリーの取引環境が使えます。

一方で、中堅ブローカーならではの金融ライセンスに関する不安や、運営の方針からボーナスキャンペーンがないといったデメリットもあります。

とは言え、リリース当初から複数のアップデートを経て、実はいくつかのデメリットは改善済み。

現役でTitanFXを使う私の私的レビューも踏まえて、TitanFXのメリット・デメリットを詳しくまとめました。

TitanFX(タイタンFX)のメリット

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安定した低スプレッド

TitanFXのメリットはスプレッドの狭さです。
特に、ECN方式を採用する口座タイプ「ブレード口座」のスプレッドが狭い


もちろん、ECN方式採用なので取引手数料が発生します。

とは言え、取引手数料は1ロット当たり3.5ドルと実際のスプレッドや約定力と比べれば決して高くない価格設定です。

論より証拠、同じECN方式の他社口座と比較してみましょう。

FX業者USD/JPYEUR/USDGBP/USDAUD/USDUSD/CADXAU/USD
TitanFX (タイタンFX)0.3(0.65)0.1(0.45)0.4(0.75)0.1(0.45)0.4(0.75)0.3(0.65)
FBS (エフビーエス)0..4(0.7)0.2(0.5)0.6(0.9)0.5(0.8)0.8(1.1)
FXGT (エフエックスGT)0.3(0.8)0.3(0.8)0.5(1.0)0.5(1.0)0.7(1.2)2.1(2.6)
XM Trading (エックスエム)0.3(0.8)0.1(0.6)0.2(0.7)0.4(0.9)0.5(1.0)1.6(2.1)
参考:MYFOREX

カッコ内には取引手数料をpipsに換算した実質スプレッドも記載しています。

TitanFXのブレード口座と他社のスプレッドを比べてみると、主要通貨ペアの大半が非常に狭い水準のスプレッドを提示しているのが分かります。

ちなみに、いずれのスプレッドも最小値ではなく、同期間内の平均スプレッドで比較しました。

狭い水準でスプレッドが安定しているのがTitanFXのメリット、個人的にはゴールド(XAU/USD)も低スプレッドで安定しているのが気に入っています。

TitanFX(タイタンFX)のデメリット

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ボーナスの実施がない

スプレッドも狭い、銘柄数も多い、サポートだって充実している・・・。

かなり、初心者にも良い環境なのに中・上級者向けとTitanFXが言われる理由は、ボーナスがないからでしょう。

口座開設ボーナスに入金ボーナス、豊富なプロモーションは初心者が一歩踏む出しやすい嬉しい特典です。

しかし、TitanFXはボーナスキャンペーンを一切行っていない。

中堅ブローカーながら、大手以上の取引環境を整備できているのは、ボーナスではなく取引環境に力を入れてきたからでしょう。

筆者個人としては、微々たるボーナスより、取引環境が良い方が結果的に利益を得やすいと今は思います。とは言え、他社が口座開設や入金ボーナスを実施している分、お得さに欠けるのは事実です。

金融ライセンスがマイナー

TitanFXの悪い評判の大半は、金融ライセンスがマイナーな点についてです。

とは言え、金融ライセンスに関する情報が古いケースが多く、現在のVFSC(バヌアツ共和国金融サービス委員会)に関しては個人的に決してデメリットだとは思っていません。

監査基準等も含めて、金融ライセンスとしての信頼性は十分にあると言えます。

確かに、大手がグループ会社で取得しているCySECやFCAには世間的な評価が劣るのも事実です。

しかし、同ライセンス下では日本居住者が受け入れられないので一概には言えません。

TitanFX(タイタンFX)の基本情報【運営元・口座条件・入出金方法】

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TitanFX(タイタンFX)の私的レビュー 総評

あまり名指して言いたくはないのですが、短期トレード用の口座はTitanFXに完全移行しました。

XMはここ数年使っていないし、FBSは超少額資金でスイングのチャンスが来た時だけ使う方向です。(ここ最近のそんなチャンスはないが)

やっぱり、日常的に短期トレードで使う口座は、スプレッドと安定感のある業者が良いと思います。

TitanFXは、スプレッドの狭さとECN方式の取引手数料、そして約定・サーバーの安定性が特徴です。

特にスプレッドは、エントリー時の含み損を減らし、含み益に変わる損益分岐点が有利になります。私的レビューを踏まえると、ボラティリティの高いゴールドと、流動性のある主要通貨ペアの取引にTitanFXはオススメです。

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