2020年9月14日時点のドル円テクニカル予想です。
無料のテクニカル講座を行っており、読者向けにドル円のリアルタイムチャートを即興で分析しました。
結論として、ドル円の時間軸別で方向性は以下の通り。
- 短期→下向きで売り手が優位
- 中期→下向きで売り手が優位
- 長期→下向きで売り手が優位
全体の時間軸を通して、売り目線。
とは言え、今すぐ売れ・絶対売れとは言い切れません。(そんな単純な話ではない)
しっかりと相場を理解するため、ミクロ環境からドル円のテクニカル予想を解説します。
本記事は、「無料テクニカル講座」の読者向けです。
同様の分析力を誰でも手に入れられます。
【ドル円】テクニカル予想 マクロ環境は重要な節目に接触
まずは、月足からマクロ環境を把握しましょう。
長期的なドル円の見通しは「下よりの持合い相場」になります。
なぜなら、明確な2つの節目がディセンディング・トライアングルを形成しているからです。
- 2015年以降から高値で意識されていトレンドライン(白線)
- 同様に過去5年間は安値を支えてきたレジスタンス領域(水色)
「節目」とは、トレンドラインとレジスタンスライン(領域)です。
この節目は、2015年以降からドル円相場で強く意識されてきました。
実際に値動きが節目に接するたびに、上昇→下降あるいは下降→上昇と変化をもたらしている事実から重要性が分かります。
ちなみに、ディセンディング・トライアングルとはブレイク後に下降トレンドを形成するチャートパターンです。
【ドル円】テクニカル予想 日足ベースで見る売り優位の展開
月足では、下よりの持合い相場の結論でした。
月単位の下目線ですが、週単位ではどうでしょうか?週足のドル円を見てみましょう。
週足のドル円テクニカル予想では、売り手優位の展開が分析できます。
その理由は、段階的に買い手が弱く、売り手が強い値動きに変化しているからです。
例えば、月足で把握した、トレンドライン(白線)とレジスタンス領域(水色)を以下の見方で捉えます。
- トレンドライン(白線)→ドル円の上限
- レジスタンス領域(水色)→ドル円の下限
これらは、三角持ち合いの上下限として見れます。
上限から下限にかけての値動きは、売り手優位です。
分かりやすいのは、チャート状に描写した赤枠と緑枠。 赤枠の下降局面に対して、緑枠の上昇局面ではジリ上げとなっています。
ジリ上げの上昇局面では、陰線と陽線がほとんど交互に形成しており、上がったら下がる・下がれば上がるといった感じです。
一方で下降局面は、大陰線が目立ち比較的に一方向へ下がるような展開が見られます。
【ドル円】テクニカル予想 ミクロ環境は持合いから下?
ドル円は週足のテクニカル予想で「売り手優位」とお伝えしました。
4時間足でミクロ環境の分析を行い、売り手優位の相場を細かく分析しましょう。
イメージとしては、マクロ環境で大きな的(まと)を探し、ミクロ環境で狙いを付け精度を上げる感じです。
前述した上下限の値動きを見ると、段階的な売り手優位の変化が見て取れます。
- 赤矢印→下降局面で短期間で下限まで落とす値動きへ変化している
- 緑矢印→上昇局面で時間をかけ上限まで上げる値動きへ変化している
値動きを追っていくと、段階的に下落の角度が急になっているのが分かります。
つまり、段階的に短期間で下落を起こすように変化しているという事。
週明けのドル円は下目線の見立てになる。
ドル円テクニカル予想まとめ
2020年9月14日時点のドル円テクニカル予想をお届けしました。
現状のドル円は下目線で私は考えています。
もちろん、あくまで個人的な目線です。実際の売買判断は読者の皆様で行ってください。
また、私自身の過去7年間のトレード経験を元に「無料テクニカル講座」を当ブログでは掲載しています。
過去にFX教材や本を読んでも、チャートが読めない方の参考になれば嬉しいです。
また、「この銘柄を分析してほしい!」といった依頼も受け付けます。
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ドル円をリアルタイムチャートで分析している動画です。
本記事の内容は、こちらの分析を元に文章化しています。
FX業者によってチャートは違うので、同じチャート推奨です。
最大3000倍レバレッジのFBS(エフビーエス)を使っています。
私がトレードで使っているのもFBSです。
デモ口座とかで良いので、自身の分析と照らし合わせてみてください。
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