【無料テクニカル講座】「ダウ理論が難しい」→簡単に覚えればOKな話

こんにちわ、ゆうき@FX系ライターです。

無料テクニカル講座も第三回となり、今回は「ダウ理論」をテーマに解説します。
とは言え、ダウ理論って話が難しくて分からない人多いですよね。

簡単に覚えられるように、超絶分かりやすく解説します。

全部覚える必要なし！3つのポイントだけ覚えましょ。

難しいダウ理論を簡単に覚えるには？
ダウ理論で重要な3つの原則を簡単に解説
ダウ理論は簡単に覚えて、他も学ぶべき
1. 【動画版】簡単にダウ理論を解説

難しいダウ理論を簡単に覚えるには？

ダウ理論とは何でしょうか？

相場の原理原則です！みたいな話は良く聞くと思います。

ダウ理論とは、相場における6つの原則です。

ダウ理論6つの定義

①平均はすべての事象を織り込む。
②トレンドには３種類ある。
③主要トレンドはマーケットの動向によって３段階からなる。
④平均は相互に確認されなければならない。
⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない。
⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

はい、難しいですね。

私は「平均は」の段階で初心者の時は思考停止してました。

おそらく、アナタも同じのはず。

難しすぎるダウ理論はこうしましょう。

平均はすべての事象を織り込む。
トレンドには３種類ある。
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

6つの原則から、3つの原則だけ覚えればOK。

FXの失敗例「知識だけでキャパオーバーする人」これを避ける為です。
ダウ理論は、重要なポイントだけ簡単に覚える。

形はどうあれ、お金が欲しくてトレードするわけですから。

ダウ理論で重要な3つの原則を簡単に解説

ダウ理論で重要なポイント3つを解説します。

他の原則については、確かに大切ですが、語りだすとキリがないので割愛。

本質的にダウ理論で重要なポイントだけ簡単に覚えちゃいましょ。

①平均(価格)は全ての事象を織り込む

ダウ理論でいう平均とは「価格」の事。
結論、ダウ理論はテクニカル至上主義的な考え方です。

価格には、「経済指標や政治家の発言、あらゆる材料が全て盛り込まれいる」という意味になります。

もっと簡単に言うなら「価格が全て」という事。

例えば、経済指標の結果が悪くても、相場が上がる何て現象は割とあります。
いわゆる、織り込み済みってヤツですね。

経済指標が悪くても、その結果を踏まえた上で買いたい人が多いから相場は上がる。
逆に、良いニュースが入ってきても、悪い印象が根強ければ売られます。

だから、結局は価格が全てだよね？これが1つ目のダウ理論です。

②トレンドは3種類ある

相場には「上昇トレンド」と「下降トレンド」がありますね。
トレンドは3種類あるってのは、初期・中期・終期の3段階という意味です。

正確にいうと、この3段階。
①先行期
②追随期
③利食期

ちなみに、本家のダウ理論「トレンドには３種類ある。」
私の経験上、あまり気にする必要はないです。

MTF分析(マルチタイムフレーム分析)が分かっていればOK

理由はダウ理論が株式相場で生まれた理論だから。
FX(為替)と株式では、マーケットの性質が違いますから、ダウ理論をそのままってのはNGです。

例えば、月足を見れば簡単に理解できます。

株式→史上最高値を割と更新、基本的に超長期は上昇トレンド
為替→超長期で見るとレンジ相場。史上最高値は基本的に更新しない。

なので、主要トレンド(超長期のトレンド)で初期・中期・終期と見ても実践では意味がないといった感じです。

とは言え、トレンドの段階を見極めるのは大切です。

私の無料テクニカル講座を第1回から読んでおり、センスのあるアナタにはお分かりですね？

トレンドの段階や、状況に応じて「上がりやすい・下がりやすい」があります。
だから、ダウ理論を覚える上で「トレンドは3種類ある」が大事なんです。

③トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」これは負け続けるトレードを避ける為にも超重要なダウ理論です。

簡単に言うと、「トレンドは転換点を作らないと、そう簡単には変わらない」という意味になります。

そもそも、相場は簡単に言うと3つしかありません。

上昇トレンド
下降トレンド
そして「レンジ」

この「レンジ」が転換点です。

過去のチャートを振り返ると、ほぼ確実にレンジを経て、トレンドが転換しています。
転換点なくして、トレンドは生まれません。

FXで負ける原因として多いのが「安易な逆張り」。
転換点を見つけられていないのに、謎の自信で逆張りポジションを取ってしまう・・・。

しっかり転換点を待ってから逆張りしましょう。

ちなみに、順張りも同じです。

押し目買い・戻り売りも短期的なレンジ(転換点)を形成している場所が「押し目・戻り高値」にりますよ。

ダウ理論は簡単に覚えて、他も学ぶべき

おおよそダウ理論は分かったかと思います。
とは言え、ダウ理論が簡単に理解できたからトレードで使えるか？→無理ですね。

上手く手法化しようと、難しく考える人も多いですが私は挫折しました。
もちろん、FXの勝ち方に正解はないので、ダウ理論を自分なりに生かしてやる！といった方はそれでもOKです。

私の場合は、ダウ理論はマインドセット的なものだと思っています。

テクニカルを重視して、トレンドや段階を見極めて、無駄なトレードをしないようにする。
この考え方をダウ理論だと思っています。

プライスアクションや、過去の無料テクニカル講座の内容が私のトレードスタイルを確率しているのが今です。

ダウ理論が不要なのでなく、自分の基盤を作る要素として取り入れましょうという話でした。