2025年1月24日のゴールド相場のテクニカル分析と自身の戦略をまとめました。私自身の日々のトレードと学習をアウトプットする目的で投稿しています。初心者の方は自身のテクニカル分析と戦略と照らし合わせて、自己成長のヒントに役立てて頂けたら幸いです。
ここで記載しているトレードシナリオは、自身のトレード戦略とテクニカル分析の学習内容をアウトプットする目的で投稿しています。私自身は記載しているトレード戦略を元に取引を行いますが、ご自身の取引は自ら戦略を考えて自己責任で行ってください。当記事を参考にして取引を行って発生した損失などに関しては一切責任をおいません。また、許可なく記事の内容を複製・転載しないでください。
XAU/USD 週足 2025年1月24日
- 週足レベルでは「上昇トレンド」
- 週足の上昇トレンドは2622.035を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 週足の展開としては①と②を安値としたAdam&Eve DBの成立を想定、期待値として2911.321までの上昇を見込んでいる
- 史上最高値2790.335を背にショートを検討できる価格帯ではあるが、現状の短期足では週足の節目として意識されるような大きな売りは確認されていない。
- ①の安値にある大陽線に8週間インサイドする形で相場が推移しており、その後のブレイクが今週の未確定陽線の上昇となっている。
- 今週が未確定陽線で8週間インサイドをブレイクする展開だったとチャートを記録する場合、週足でインサイドの上限(2716.335)のレジサポ転換を確認する展開が求められる。
- 上記のレジサポ転換を確認する展開が起きると仮定すると、今週は大陽線で引けている方が自然であり、来週以降のレジサポ転換を確認する相場展開が週足でも順当に見えやすいだろう。
週足レベルのポジションは、2716.335のレジサポ転換を確認する来週以降の値動きを見てロングを検討する形になる。今週については、短期足の流れを見て2790.170までのロング戦略で臨みたい。
史上最高値で投機的な売りが入る可能性は高い、ただし、週足レベルでDTを作って下げる展開は、現在のチャート形状からは不自然なので持ち越すレベルではない。ショートをする場合は短期足の展開をみて、エントリーに至った時間軸の直近高値までを手堅くとるイメージで立ち回る。いずれにせよ、現在の相場状況で優位性が高いのは買い戦略。
XAU/USD 日足 2025年1月24日
- 日足レベルでは「上昇トレンド」
- 日足の上昇トレンドは2585.610を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 週足のインサイドを抜け、力強く上昇している。直近の安値との距離があり、一定の角度を保って規則正しく上昇していることから、日足では1つの上昇トレンドの高値更新までの道のりにあると考えられる。
- 上記の規則正しい上昇から、日足レベルでは短期足で押し目を作るような展開はあっても、波形が崩れるような大きな下落は起きづらい状況にあると考えられる。
- 直近の相場展開では、3営業日もしくは4営業日の陽線を付けた後、陰線を1営業日もしくは2営業日つけてレジサポ転換を確認する動きを見せていた。
- しかし、前日の日足ではピンバーを形成して引けに掛けて大きく買われている
- 未確定の日足も陽線実体が大きいことから上昇圧力が強いことが考えられる。
- 日足レベルでは2716.335の週足インサイドのレジサポ転換を確認してからロングを検討したいが、週足の状況と本日が金曜日であることを考えると本日中に2716.335までの下落が起きる可能性は極めて低いと考えられる。
- 日足レベルで短期足の節目となる場所を考えるなら、前日のピンバー実体部分の価格帯(2754.855)だろう。ただし、基本は日足レベルだと前日にピンバーで下の買い圧力が確認済みである以上、深い押し目は期待できない。
基本は短期足の押し目らしい展開で素直にロングを検討したい。日足から短期足の節目となりそうなのは2754.855。逆に日足レベルでポジションを持ち越して行けるような下落は、現在の週足の形を考えると起きづらいと考えられる。今日の段階で週足の節目である2716.335まで落とす展開は、再びレンジに回帰する動きとして捉えられるだろう。
現在の相場環境を考えるとショートで日足レベルの取引を考えるのは難しいと考えられる。ただし、2790.170の史上最高値を意識した投機的な売りが入る可能性は高いと想定できるため、短期足でショートを狙える場合はPAをみて考える。
XAU/USD 4時間足 2025年1月24日
- 4時間足レベルでは「上昇トレンド」
- 4時間足の上昇トレンドは2741.705を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- 4時間足では、直近高値のレジサポ転換を確認する展開があると、その高値を下回ることなく規則正しく上昇する展開が続いている。
- 上記の規則性から4時間足の直近高値(2758.545)では短期足のPAをみて積極的にロングを検討していきたい。
- また、上昇局面を追っていくと陽線のスケールアップが続いており、段階的に上昇圧力が強くなっていることが分かる。
4時間足では直近高値のレジサポ確認が規則正しくされているため、現時点の直近高値である2758.545では、PAを見て積極的にロングを検討したい。一方で、高値更新幅の縮小や陽線実体のスケールダウンは大きな調整下げがくる可能性を考慮する。
明確な高値圏のPAが確定した場合は、直近安値までのショートを検討する。ただし、陰線の後に陽線で短期間で戻すような展開もありえるため注意。ロット数を下げて通常よりリスクを抑えて取引すべき状況にある。
XAU/USD 1時間足 2025年1月24日
- 1時間足レベルでは「上昇トレンド」
- 1時間足の上昇トレンドは2753.970を安値が下回ると下降トレンドへ転換
- アウトサイドなど安値を決めるPAに対して素直にロングを検討した方が、比較的勝ちやすい相場環境にある。
- 上昇局面では大陽線をしっかり形成し、力強さのある相場展開。一方で下落局面では大陰線形成後の下落に持続性がなく、一定の値幅のレンジもしくは効率の悪い下落後に上方向へのPAが見られたら上昇トレンドへ回帰する流れが続いている。
効率の悪いウェッジ状の下落とレンジの終了をPAから見極めて立ち回るべき局面。また、レンジと効率の悪い下落を両サイドに控えた逆三尊的な形を形成して上昇する動きも目立つため、これらの形とPAに注目して積極的にロングを検討したい。
下落局面が一過性もしくはジリ下げが目立つため、短期トレードとして効率の良いショートは見込めない。売りシグナルとなるPA・CPはロングの利確ポイントとして考えたい。ただし、史上最高値を背に売れる局面では、短期・中期のトレンド転換を考慮してショートを検討したい。
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